コーポレートガバナンス・コードが施行、初日の対応状況は?
2015年06月02日更新
6月1日にコーポレートガバナンス・コードの制度がスタートした(原案はこちら)。初日にコード対応のコーポレート・ガバナンス報告書を提出したのは次の3社。
・みずほフィナンシャルグループ
・サントリー食品インターナショナル
・大東建託
このうち、独自の存在感を発揮していたのが大東建託だ。同社は6月1日に「コーポレートガバナンス・コードに関する当社の取り組み」を開示し、政策保有株式関連のコード等コンプライしていない4つのコード以外のコードも含めて73項目すべてについてコンプライ・オア・エクスプレインの説明を行っている(こちらのリリースも参照)。 証券取引所に提出するコーポレート・ガバナンス報告書では、コードをコンプライしていればコンプライの内容についてまで逐一説明することまでは求められていないだけに、全項目について丁寧に説明を行う積極的な開示スタイルは際立っており、投資家との対話に前向きな姿勢は好印象と言える。
(情報提供:日本IPO実務検定協会)
情報提供:上場.com